さて今回は、日頃の『遊び』の中でコーディネーショントレーニングをどのように活用するか、我々が意識している10のポイントをお話ししたいと思います。
、、、が長くなるため2回に分けて掲載させていただきますm(._.)m
【10のポイント】
①成功体験 ②簡単から難しい ③大から小 ④両側性 ⑤複合性
⑥対応性 ⑦不規則 ⑧短時間 ⑨タイミング ⑩トラウマ
①成功体験 …「出来た」をたくさん
小さな成功体験をたくさん経験させましょう。
そうすることで、子ども達は自ら進んで色々なことに挑戦していくようになります。
②簡単から難しい … レベルアップの内容
大人も子どももそうですが、簡単すぎることには飽きてしまい、難しすぎることにはやる気を失ってしまいます。そのため、行っている内容やレベルが本人に適切がどうかを判断することが大切です。
③大から小 … 粗大運動にかかわる大きな筋肉から小さな筋肉
これは、「簡単から難しい」と同じジャンルになりますが、子どもの動きのなかで、慣れてないのに、最初から細かい部分の指摘をしてもあまり意味がありません。まずは大ざっぱな動きから始めて、習熟に伴って細かい部分を修正していきましょう。
④両側性 … 前後左右上下の偏りをなくすように行う事。
「この子は右利きだからボールは右投げ」というように、利き腕や利き足で決めてしまわないようにしましょう。また、走ったり、スキップなど前に進むことが当たり前の事でも、後ろ向きでさせてみたり、既成概念にとらわれず柔軟に動きを提示してあげてください。
⑤複合性 … 運動の組み合わせの事。
腕を動かしながら足を動かすなど、一つの運動に別の部位の運動を組み合わせることです。慣れてくれば、足と手の動きを別々にすることによって、より複雑に神経がつながります。
…次回に続く