ARPSでは、子ども達の運動神経を伸ばすために様々なプログラムを考えています。レッスン内容をメモして普段から遊びに取り入れてくださっている保護者の方もおられます。しかし、時間を取って子どもと一緒に遊ぶことを習慣化することは難しい場合もありますので、日常生活で出来そうな遊びのコツを書きたいと思います。
今回は、子どもを幼稚園や保育園に送り迎えする際に出来ることを書きますが、買い物やお出かけする際にも活用して頂ければと思います。
(※車や自転車、歩行者に気を付けて安全性を確保したうえで行ってください。ただし多少転ぶくらいなら大丈夫です。転ぶことも大切ですので、本当に危険な事以外はあまり手を出さないようにしましょう。)
①白線を歩く
・落ちないように歩く ・後ろ向き歩き ・スキップ
・けんけん ・ジグザグ歩き(白線を踏まないように)
②白線をジャンプする
・グージャンプでジグザグジャンプ(白線を踏まない)
・グッパージャンプ(グー時は白線を踏む) ・後ろ向き
③横断歩道の白線
・白線グージャンプ ・白線踏み走り
④マンホールジャンプ
・走り幅跳び ・グージャンプ飛び越し ・走ってジャンプ着地(濡れている場合は注意)
⑤信号機
青になったらすぐに反応する ・クラップ ・ジャンプ ・しゃがむ
⑥階段
・一段飛ばし登り ・ジャンプ飛び降り ・スピード登り
・スピード下り(神経系にはとてもよいのですが、階段の高い所から転ぶと危ないので、
まずは2~3段くらいから始めましょう)
⑦電柱
・区間ダッシュ ・往復タッチ
子どもにとっては「遊ぶ」ということがとても重要です。上記のような内容も、「やらされている」と感じてしまうと、楽しんで出来なくなってしまいます。まずは何も言わずに保護者が見本をみせてみて、「やってみる?」と声掛けをして、子どもが真似をすれば、もうあまり助言は必要ありません。ごっこ遊びなどの「忍者」や「動物」、「好きなアニメのキャラクター」になりきって動作を行うのも良いでしょう。とにかく気持ちの面が非常に大切ですので、見本や声掛けをしても、やらないのであれば無理にやらせないようにしましょう。
歩くだけでも気持ちの良い季節になってきました。ただの通園時間を、運動神経を伸ばす時間に変えてみてはいかがでしょうか。