この数ヶ月で世界中がコロナパニックに陥り、日本においても生活がガラッと変わった方も多いと思います。かくいう私もコロナに翻弄されている一人ではありますが、こんな薄暗い井戸の中にいるような時こそ、光の下に自らの足でまた立てるように成長していくことが大切ですので、初心を思い出しARPSのポリシーを皆様に改めてお伝えしたいと思いました。
ARPSは子ども達の運動神経を伸ばすことを目的として7年前に開校いたしました。開校のきっかけは、自分の子が産まれた後、現状の子ども達を取り巻く教育環境に対して違和感を感じたことからでした。とはいえ、私に出来ることといえば運動やスポーツを教えることくらいでしたので、せめて運動のジャンルだけでも良い環境を作りたいと思って始めました。
そして子どもの運動神経をよくしてあげたいと思いスタートした教室ですが、始めてすぐに「どうして運動神経を伸ばしてあげたいの?」という疑問が浮かびます。
私自身はスポーツや運動から沢山のことを学び、そして人生に役立ててきました。スポーツや運動には、目標に到達するためにどのような短期目標を作って、それをこなすためにはどんな努力をしなければならないのか。脳と身体と心をフルに使って、今自分が持つ力の限界を見極め、それを乗り越える努力をするという過程の繰り返しが、人生を「生きる力」になっていくでしょう。
もちろん、運動なんかできなくても生きていけます。運動が得意じゃなくても幸せに生きることもできます。しかし人生の選択肢としては一つでも多く持っていても損はないのではないでしょうか。
つまり「運動神経が良くなる」という直接的なことはもとより、運動が好きになることによって付随する沢山のメリットを子ども達には感じてもらいたいと思うのです。そしてそれはただのツールとしてだけでなく、「幸せな人生を歩む」という大きな目標に沿っていれば、なお最高です。
運動やスポーツを通して「幸せに生きる為の力」を身につける。
これがARPSの核となる考えです。